この記事では、私たち美容鍼灸院に相談される、美容のお悩みランキング順でご紹介し、美容鍼の効果と作用を詳しくお伝えしていきます。
Column 美容鍼コラム
カテゴリー : お顔の効果
たるみ・むくみ・エラ張りにさよなら!プロが美容鍼の小顔効果を解説!
目次
誰もが憧れるキュッと引き締まった小顔ですが、小顔といえばどんな人を連想されますか?
例えば、女優の菜々緒さん、モデルのマギーさん・ラブリさん・道端アンジェリカさん、アイドルの松井玲奈さんなど。
実はこちらの5人、「お顔が小さい」こと以外にも共通点があります。
それは「美容鍼を受けている」ことなんです。
美容鍼とは、「小顔になりたい」「ほうれい線を消したい」「肌をきれいにしたい」などのお悩みを、身体の内側と外側から改善して健康的に美しくなれる美容法です。
また、様々なお悩みの中でも美容鍼が最も得意としているのが小顔効果なのです!
だからこそ、小顔自慢の芸能人がこぞって美容鍼を受けているのかもしれませんね。
この記事では、女優さんの様なインスタインスタ映えする引き締まった小顔になる秘訣や、お家で出来るセルフケアなど、様々な角度から小顔についてご紹介していきます。
顔が普段の自分の骨格よりも、なぜか日によって大きく見えてしまうと感じたことはありませんか?
それは、たるみ、むくみ、エラの張りが考えられます。
それらは小顔の三つの敵とも言えますが原因を詳しく知ることで、うまく対処して常に小顔でいれるようにしましょう。
たるみの主な原因は、肌の弾力の低下、筋肉のコリ、筋肉の老化・衰え、悪い姿勢などが考えられます。
それらについて細かく解説していきます。
健康でハリのあるお肌は、お肌の中にあるコラーゲン・エラスチンが網の目状に綺麗に配列されています。
しかし、老化や紫外線・間違ったお手入れ方法によってコラーゲン・エラスチンがダメージを受けて配列が崩れると肌の弾力が低下したるんでしまいます。
偏った噛み癖や、あまり表情を作らず顔の筋肉を動かさないことで、肩こりと同様に顔も知らない間に凝ってしまいます。
凝りが強いお顔は、表情筋が固く、顔全体が大きく見えてしまいます。
身体の筋肉と同じように、お顔の筋肉も加齢とともにやせ細っていきます。
お顔の筋肉は皮膚と、頬っぺたなどの脂肪を支えているため、やせ細っていくとそれらを支えられなくなりたるんでしまいます。
猫背や顔を突き出すような悪い姿勢によって、首にある2つの筋肉である、首を曲げ回転させる胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)と口角を下に引く広頚筋(こうけいきん)が収縮してしまいます。
首と顔の筋肉は繋がっているので、首の筋肉が収縮すると頬が下の方向に引っ張られてしまい、お顔のたるみに繋がります。
小顔の二番目の敵であるお顔のむくみ!
それは飲み過ぎ食べ過ぎの次の日や、寝不足等でおこります。
それらむくみの原因を詳しく見て行きましょう。
食べ過ぎ・飲み過ぎた飲み会の翌日に顔がむくむのは、塩分やアルコールを過剰摂取するからです。
塩分を摂りすぎると、塩分は血管の中に水分をため込んでしまう性質があるため、余分な水分が留まってしまいむくみにつながります。
また、アルコールを摂りすぎると、血中のアルコール度が高まり、それを薄めようとして血管内に水分を取り込みます。
その余分な水分が血管からしみだしてむくみにつながります。
身体の冷えなどで血行が悪くなっていると、老廃物を含んだ血液やリンパ液が滞りむくみにつながります。
疲労やストレスで自律神経が乱れ、交感神経が優位になっていると血管が収縮して しまいます。
そうなると、血流が悪くなって老廃物が流れにくくなりむくみにつながります。
エラの張りは、たるみやむくみと違って骨格だから仕方がないと諦めてはいませんか?
確かに、骨そのものが突き出ているエラ張りもありますが、実は多くの場合はその骨の周りに付いている筋肉が強く張ってしまうことが原因でより強調されていることがあります。
咬筋とは、食べ物を咬む時に使う筋肉で、この咬筋が発達しすぎることエラの張りに 繋がります。
咬筋が発達しすぎる理由として、表情筋・側頭筋が緊張することでおこる歯ぎしりや食いしばり、普段の偏った噛みぐせがあげられます。
これまで、小顔を阻んでいる3つの原因として「顔のたるみ、むくみ、エラの張り」をあげて詳しく説明してきました。
ここからは、私が専門としている美容鍼でスッキリとした小顔になるために、この3つの原因をどのように改善していくかを紹介していきます。
その方法は、「美容鍼で小顔になるための3ステップ」です。
・ステップ1)たるみを解消 | ・表情筋を直接刺激する ・肌の弾力をアップさせる ・正しい姿勢に戻す |
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・ステップ2)むくみを解消 | ・身体全体のむくみを取る ・むくみやすい体質を改善する |
・ステップ3)エラ張りを解消 | ・張りすぎている筋肉を緩める |
※この表はスクロールして見ることができます
お顔には、表情筋と呼ばれる22種類の筋肉があり、この表情筋は様々な表情を作る役割があります。
嬉しいときに出る笑顔や怒ったときに出るむっとした表情も、この表情筋が動いているために作れるので、表情筋は喜怒哀楽を表すために大変重要な筋肉です。
表情筋は普段の表情のクセや使い方で、固くなってしまう筋肉と緩んでしまう筋肉があります。
美容鍼では、この22種類ある表情筋に鍼を打っていくことで、固くなってしまった筋肉はほぐし、たるんでしまった筋肉は引き締めて小顔にしていきます。
美容鍼は、皮膚の真皮層にあるコラーゲンやエラスチンなどの肌の弾力をアップさせるために大切な成分の生成を促進していきます。
美容鍼は猫背や慢性の肩こりによって固くなってしまった首・肩・顔の筋肉を緩めて、人間本来の正しい姿勢に戻し、顔のたるみを予防していきます。
美容鍼でお顔のむくみを取るためには、お顔だけではなく全身へ鍼灸施術をしていきます。
なぜなら、全身のツボや経絡に鍼を打ちお灸をすえて刺激することで、血流がよくなりリンパの滞りが改善されて、様々な原因によって起こるむくみにアプローチできるからです。
むくみについては、下記の記事でもまとめていますので、参考にしてください。
常にむくみが気になる方は自律神経の調整をすることで少しづつ改善を図ります。
そもそも自律神経は、交感神経と副交感神経が常にバランスを取っているのですが、疲労やストレス等で交感神経が優位になってしまうと、血管が収縮した状態が続き全身の血流が悪くなり、むくみやすい体質になってしまうのです。
美容鍼ではこの交感神経と副交感神経のバランスを改善していきます。
すると血流が改善され老廃物も流れやすくなることで、むくみが起こりにくい体質に身体を変えていく効果があります。
自律神経について詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にして下さい。
むくみといえば、お顔以外にも手足など身体の末端のむくみで悩んでいる人が多いと思いますが、美容鍼の施術でパンパンに張ったふくらはぎや夕方になると指輪がきつくなるなどの不快な症状も緩和されていきますよ。
最後にご紹介するのは、エラの張りです。
咬筋が発達しすぎて起こっているエラ張りは、美容鍼で解消していくことができるので、今までエラ張りの解決方法がなくて諦めていた方も一度美容鍼を試してみてはいかがでしょうか。
美容鍼では、頬のあたりにある筋肉で下あごを引っ張り上げる働きがある咬筋や、耳の上あたりにある物を噛むときにも使われる大きな筋肉、側頭筋に鍼を打ちます。
これらの噛むときに使われる筋肉を刺激し、強く張りすぎてしまった筋肉を緩めることでエラを改善していきます。
これまで美容鍼で小顔になるための3ステップを紹介してきましたが、いかがでしたか?
実際の改善方法がわかったら、次に気になるのはどのくらいの期間で効果が現れるか気になるところです。
この記事の冒頭でも美容鍼が一番得意としているのが小顔効果であるとお伝えしましたが、美容鍼を受けたその直後に鏡を見てもらうと、自分の顔が一回りキュッと引き締まったことが分かると思います。
それくらい美容鍼は小顔効果に即効性があるのです。
1回の施術で目に見えて顔が小さくなるのですが、繰り返して施術を受けることでさらに顔が小さくなり、その状態を定着することができます。
そのため、大事なイベント前に施術を受けてもらうのもおすすめですし、念願の小顔をキープしたい場合は定期的に通ってもらうのがいいでしょう。
ただ、大切なイベント前に美容鍼を受ける場合は内出血など注意点がありますので、詳しくは下記を参考にしてください。
ここからは、小顔に効いて気軽にできるセルフケアを紹介していきます。
すきま時間や顔の大きさが気になった時、顔が重だるいなと感じた時にぜひ試してみてくださいね!
気が付かないうちに疲れてしまう顔をマッサージして、小顔に近づきましょう!
ツボの押し方:目を閉じてリラックスし、5秒ずつ指で押しながらマッサージします。
リンパと血管の通り道で顔の血流を良くしてむくみなどを改善する。
ツボの探し方:瞳孔の真下で、目の下のくぼみの骨の上。
眼輪筋・側頭筋を緩める。特に目の周りの筋肉をリフトアップする。
ツボの探し方:目尻と眉尻の間、親指の幅分外側にあるくぼみ。
咬筋を緩めてエラの張りにアプローチする。
ツボの探し方:目尻と耳の穴を結ぶ線の中央にある骨の下のくぼみ。
お顔のたるみの原因の一つとして、姿勢の悪さをあげましたが、日常で一番意識しやすい小顔のセルフケアがこの姿勢を正すことです。
特にたるみに悪い姿勢は、猫背と顎を突き出した状態です。
この悪い姿勢を正していくために、下記のことを普段から意識付けましょう。
◆正しい座り方を意識する
◆歩くときはみぞおちを意識する
◆猫背を改善するエクササイズをする
姿勢が悪いと、お顔のたるみだけでなくぽっこりお腹になるなど健康や美容に色々な悪影響がありますので、ぜひ意識してみてくださいね。
以前話題になっていた「顔ヨガ」を知っていますか?
ヨガといえば全身を動かすポーズをしますが、顔ヨガではお顔の表情筋を動かすポーズをとります。
小顔効果以外にも、シワが薄くなる、ほうれい線が解消されるなどの効果もあるようですので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。
お顔や手足のむくみを予防するには、血行をよくすることが大事です。そのためには下記の生活習慣を意識してみましょう。
◆適度な運動
◆半身浴
◆根菜類・香味野菜等の身体を温める食べ物を摂る
◆カリウムの多い食べ物を摂る
◆お酒の飲み過ぎに気を付ける
◆就寝前の水分・塩分の摂りすぎ・睡眠不足に気を付ける
◆血行を悪くする締め付けを避ける
更年期ラボ「むくみ」を参照
https://konenkilab.jp/symptom/edema.html
エラ張りの原因の一つである、咬筋の発達を予防するために、下記のことを意識してみましょう。
◆歯ぎしりや食いしばりを常にしている人は、歯に体重の1.5倍近い力が加わっています。
悩んでいる人は、歯科医に相談してマウスピースを作ってもらうことも一つの手です。
◆いつも同じ側で荷物を持たない
◆片方の歯だけでご飯を噛まない
たるみ、むくみ、エラの張りがないことで、実はもっとお顔は小さくなることが出来ます。
更に小顔を目指したい方は、まずはご自分がどこにアプローチしたら改善できるのかを知る事が大切です!
<参考URL>
・エイジングアカデミー「顔のたるみの症状と原因から予防のエイジングケアと改善対策」
https://eijingukea.nahls.co.jp/nayami/tarumi/top-11/
・マキアオンライン「みるみる小顔、1週間で効果がでる【顔ヨガ】が楽しい!」
https://maquia.hpplus.jp/topics/account/news/skincare/KUNDaHA
・更年期ラボ「むくみ」
https://ko-nenkilab.jp/symptom/edema.html
・DRESS「大顔、エラ張り……小顔になれない理湯は「咬筋の発達」
https://p-dress.jp/articles/5405
岡本 真理 麻布ハリーク代表(国家資格鍼灸師)
日本メディカル美容鍼協会代表/日本美容皮膚科学会会員/シロノクリニック美容鍼監修/米国留学中に鍼灸に出会い、その神秘さに惹かれ、東洋医学を学ぶべく帰国。鍼灸師国家資格を取得後に渋谷の郷鍼療所にて研鑽を積み、ミッドタウンクリニック・ノアージュなどの医療機関との業務提携にて美容鍼灸施術に従事したのち、この時代に合った新たな鍼灸を確立し多くの人々の美と健康に貢献することを目指して、平成21年5月に麻布ハリークをオープン。
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