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Q&A

アトピーの症状がありますが、鍼灸治療を受けても大丈夫ですか?

アトピー性皮膚炎をお持ちの方でも鍼灸治療をお受けいただけますが、美顔鍼をご希望の場合は、お顔に炎症がない場合のみ美顔鍼を始めることができます。もしお顔に痒みや炎症がある場合は、お顔に鍼をすることで稀に症状が悪化することがありますので、お身体への鍼灸治療で体質を改善された後に美顔鍼を開始することをお奨めしております。
アトピー性皮膚炎への鍼灸治療のアプローチとしては、自律神経や免疫力を調整したり、血行不良を改善するなどして、徐々にアトピーの出にくい体質作りを目指します。その結果、炎症を抑え、かゆみの軽減、皮膚のバリア機能の改善を促していきます。
アトピー性皮膚炎とは、「増悪・寛解を繰り返す、瘙痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くはアトピー素因を持つ(アトピー性皮膚炎診療ガイドラインより)」と定義されています。つまり、「かゆみのある湿疹」「よくなったり悪くなったりを繰り返す」「アトピー素因を持つ」という3つが特徴です。
人間の皮膚に備わっているバリア機能は、外からの刺激や雑菌などの外敵が体内に入り込まないように、また体内から水分などがもれないように守る大切な機能です。アトピー性皮膚炎の方の皮膚は、このバリア機能が低下しているため、角質の細胞の間を埋めている角質細胞間脂質や水分を保つ天然保湿因子が減ってしまいます。その結果、角層のバランスが崩れ、外からさまざまな刺激やアレルゲンが侵入しやすくなります。アレルゲンが皮膚から侵入すると、それを攻撃し、からだの外へ追い出そうとする免疫細胞と結びつき、ヒスタミンという物質を出すことで炎症が起こります。
鍼灸治療はアトピーに対して即効性はありませんが、時間をかけて体質改善をはかることができます。また、食べ物やお肌のケアの方法など、生活習慣の見直しもとても大切です。鍼灸師としっかり相談いただきながら治療を進めて参りましょう。

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